社長メッセージ
ご挨拶
子どもたちを巻き込む事件や事故の多い昨今、放課後の安全がますますクローズアップされています。
公園や神社で元気に遊びまわる子どもの姿があまり見られなくなってしまいましたが、兄弟や従兄弟も少なく、異年齢の子どものなかで揉まれるようなコミュ二ティーが、ほとんどないのが現状です。
子どもが集いくつろげる、毎日来たくなる場所。学校でも塾でも学べない子どもが主役の新しいサービスを社会に提案したい。
「キッズベースキャンプ」は、そういう想いから生まれた、今までの学童保育とは違う新しいアフタースクールです。
正解が一つではない情報化社会を生き抜くにはこれまでの画一的な教育では対応できません。
それぞれの未来の夢にチャレンジする子どもたちにとって、必要な知恵やチカラを供給する、登山家にとってのベースキャンプのような存在でありたいと私たちは考えています。
代表取締役社長 島根 太郎
キッズベースキャンプ誕生物語
2005年秋、ベンチャー企業で新規事業開発を始めていた頃、自分自身の子どもの保育園や子育てで感じていたこと、当時小1の息子が「学童保育に行きたくない」と言い始めたことなどから小学生の放課後の分野に対象を絞って調査をしていきました。
ワーキングマザー30人にインタビューをしていくと、放課後の安全面の不安など満たされないニーズが見えてきました。公共のサービスは社会のために必要不可欠なものですが、利用者に選択肢がないことが問題なのだと。
せっかく苦労して保育園に送り迎えして自分のキャリアを続けてきたのに、小1の壁にぶつかり仕事を続けられない女性がたくさんいることを知り、この社会問題を何とか解決したい。そして多くの人が子育てが楽しいと思える社会の実現に貢献しようとプランの具体化を進めました。
そして保護者のためだけでなく、本当に子どもが楽しめ、成長につながるものを創ろうと、将来ここを巣立った子どもたちが各分野で活躍する姿を夢見てプログラムの開発を始めたのです。
社長日記
弊社代表取締役社長の島根が、起業への思いや学童の将来などについて書き綴っています。